弁護士によって、襟に留めているバッチの色に違いがあることをご存知でしょうか。実は、弁護士バッチには、銀に金メッキを施しているものと、中身まで18金製のものの2種類があります。銀に金メッキを施しているものを使用している場合、年数が経つと表面の金メッキが剥がれてきて、土台の銀が剥き出しになります。銀は空気に晒されていると錆びますので、次第に黒っぽくなってきてしまいます。そのため、弁護士によって付けているバッチの色が異なるという現象が生じているのです。18金製のものを貸与されるには特別な手続きが必要になりますので、実際は、金ピカのバッチを付けている弁護士の大半が経験年数の浅い初心者となっているのが実情です。